説明会でよく聞かれること①
Q:先生たちの経歴について
A:(是吉)東京生まれ、幼少期はシンガポールと中国で過ごしていて、17歳に日本に戻りました。研究員である両親の影響を受け、大学院までバイオテクノロジーを専攻していました。卒業後は常に変化が激しいIT業界に就職し、セキュリティコンサルタントとして勤めていました。
(阪本)日本で生まれ育ち、15歳で父のアフリカ転勤に伴い単独イギリスでの寮生活を経験しました。I Bプログラムのインターナショナルスクールを卒業、日本へ帰国し貿易事務、社長秘書を経験、その間心理学、カウンセリング、コーチングに関する学びを深めながら、神戸のインターナショナルスクールで6年間保育士として経験を積みました。
Q:Harbourfrontのスクール名の由来は何でしょうか。
A:(是吉)Harbourfrontは「港」の意味で、シンガポールの地名でもあります。家のすぐ近くにある私の気に入りの場所です。グローバル世界への扉は空だけではなく、国と国を結び、人との交流を促すことにおいて、海の“玄関口”港湾も決して欠かせないと思いました。子どもたちには「Harbourfront International School」という港からぜひこれからのグローバル世界に羽ばたき輝いてほしいです。
Q:なぜHarbourfrontを設立したのでしょうか。
A:(是吉)理由は3つあります。
1つ目は言語力や思考力の大切さを実感したからです。学生時代も会社で勤めていた時も周りに英語を話せる人がとても少なく、グローバル社会においてこれからの子どもたちが適応する必要があることはもちろんですが、今の大人たちも、グローバル進出のために言語力がなければ取り残されてしまいます。また自ら考えず、すぐに答えを求めること、年功序列思考を多く見ました。古い知識をいつまで経っても使い回そうとして、新しい観点を受け入れたくない姿勢に違和感を感じました。
2つ目は自分の子どもの教育について疑問に思ったからです。「この子に将来何になってほしい?」とよく聞かれました。その質問の答えに戸惑っていました。親が思っている“良い人生の道”は子どもにとっても幸せな人生とは言い切れないからです。では、子どもが幸せになるために、親として何をしてあげられるかを考えたときに、自分の子どもだけではなく、すべての子どもに将来選べる選択肢(チャンス)を増やしてあげたいと思いました。あらゆる知識や経験を浅く触れても良い、その中から子ども自身が興味あるものを自ら深く追求していくことは楽しく学べるにおいて、とても重要です。A Iが普及していく中、次世代の子どもたちは残された仕事をするではなく、自分たちの創造力で新しい道を作ってほしいと強く願っています。
3つ目は本物のインターナショナルスクールで型に嵌める教育方法を捨てて、子どもの個性を最大限に引き出したいからです。子どもはどんなに小さくても、遊んでいるように見えますが、実は彼らは「学び」を経験しています。同じところで遊んでも、毎日新しい発見ができ様々なことを疑問に思っている考える姿はとても可愛くて素晴らしいです。子どもの個性を最大限に引き出せるにはカリキュラムの構成に先生の質もとても重要だとHarbourfrontは考えています。そのため、日本人の先生も外国人の先生も、ただ英語を話せるだけではなく、どれほどHarbourfrontの教育理念に共感できるか、子どもの個性をどのように尊重していくべきかなどを面接時によく話し合っています。