ハーバーフロントについて

新しいスクールイヤーへようこそ。

ハーバーフロント・インターナショナルスクールの創設は、私自身が「本当に質の高い幼児教育と保育をわが子に受けさせたい」と願ったことがきっかけでした。

長男を大阪のプリスクールに通わせた経験や、他の保護者の方々との対話を通して、日本の保育の素晴らしい点と、海外の教育の良さの両方を強く実感しました。日本の保育園では、一人ひとりの子どもを丁寧に見守り、発達段階に応じた指導やマナー・しつけまで徹底されています。一方でインターナショナルスクールには、創造性やグローバルな視点、豊かな言語環境があります。

私は、この二つの長所を融合した“より良い幼児教育”をつくりたいという思いで、このプリスクールを開校しました。

私たちが目指すのは、

• 自分で考える力（思考習慣）
• 自分の考えを言語化し、伝え、表現する力
• 協力し合う姿勢とチームワーク
• 学んだことを実社会に応用する力

を育む教育です。

単に暗記するだけの学びではなく、子どもたちの好奇心を刺激し、批判的・創造的に考える習慣を育てていくことを大切にしています。

言語としての英語はあくまで“ツール”のひとつにすぎません。私たちが育てたいのは、英語を使って対話し、自己表現し、相手の話に耳を傾け、共感できる力です。これはどの言語にも通じる普遍的なコミュニケーション能力であり、子どもたちの未来に大きな影響を与える力となります。

そして、質の高い教育は、先生たちがいきいきと働ける環境があってこそ実現できます。個人として、チームとして、そしてスクール全体として自律的に成長できる環境づくりを、私はとても大切にしています。

今年から始まる新たなステージ：IB PYPスクールとして

今年、私たちは大きな節目を迎えます。
いよいよ正式に、IB PYPスクールとしての歩みをスタートします。

探究型学習は、子どもたちの「なぜ？」「どうして？」という自然な好奇心を原動力に、深く、意味のある学びへと導いてくれます。
PYPは、子どもたちを 自信をもって考えられる子、思いやりのある友達、そして社会に主体的に関わることができる存在 へと育ててくれます。
これは、私が創立時から大切にしてきた教育理念と完全に一致するものです。

このIBアプローチをハーバーフロントに取り入れられることを、心から誇りに思っています。

さあ、驚きと発見、喜びに満ちたこの新しい冒険を、皆さまと一緒に歩んでいきましょう。